19~20世紀の地方の弦楽器工房 - カンパーニア地方

1800年代の中頃までは1700年代のナポリの弦楽器職人の代名詞でもあったガリアーノ家の末裔であるラッファエッレ、アントーニオ、ジョヴァンニ2世が活躍していました。
 彼らの工房ではヴィンチェンツォ・ポスティリオーネ、ヴィンチェンツォ・ローリオ、ロレンツォ・ヴェンタパーネ、ガエターノ・ヴィナッチャ、アルフレード&マリーノ・コンティーノらの職人たちが働いていました。
 1900年代初期のナポリで活躍した職人としてはジュゼッペ&マリーノ・タランティーノ、ヴィットーリオ・べッラローサ、アルマンド・アルタヴィッラ、ラッファエレ・カラーチェ、カルミネ・ダグアンノ、ヴィンチェンツォ・ダーリア、アルフォンソ・デッラ・コルテ、ヴィンチェンツォ・デシアート、ジョヴァンニ・ピストゥッチ、ヴィンチェンツォ・サンニーノ、ジョヴァンニ・テデスコ、ジョヴァンニ・フィケーラなどの名を挙げることができます。
 サレルノではヴィンチェンツォ・アンナルンマが活躍していました。